どんなことをしているの?
ボーイスカウトの活動をご紹介
ボーイスカウト運動の組織と構成
ボーイスカウトの活動は、
各年齢層に応じ5 つの部門により構成されています。
・小学校入学直前の9 月〜小学2 年生 ビーバースカウト
・小学校2 年生9 月〜 カブスカウト
・小学校5 年生9 月〜 ボーイスカウト
・中学校3 年生9 月〜 ベンチャースカウト
女子スカウトの入隊
平成7年以降各部門に女子の参加が認められました。同じユニフォームを着用し、キャンプやゲーム、奉仕活動など一緒に活動しています
どんな活動をしているの?
小グループ活動(班制教育)
班は、少人数の少年たちにより編成されます。ボーイスカウトの班は、
- 遊びの仲間により作られた、異年齢の集団
- 仲間の一人にリーダーシップをとらせる。
- 6〜7人のグループで、一人ひとりが、班の運営のために明確な役割を分担する。
ことを特徴としています。班は、少年たちの自治のグループであり、指導力と責任感を養成する場所です。
進歩制度(バッジシステム)とターゲットバッジ・技能章課目
少年には、それぞれ持ってうまれた才能もあれば、成長するにつれて興味を持つようになった趣味やスポーツもあります。一人ひとりが、個性豊かな、可能性を秘めています。少年たちの成長にあわせ、個人を伸ばしながら、社会人として必要な資質をひとつずつ身につけさせるもの、それが進歩制度の考え方です。
進歩制度には、少年が必ず身につけるべき共通のもの(修得課目)と、各人の得意な技能や趣味を伸ばすもの(選択課目)があり、色々な活動を通じて課目の修得に努力していき、規定の課目を完修すると進級章が与えられます。
これに対して選択課目は部門により、カブ部門ではチャレンジ章(40 課目)、ボーイ部門ではターゲットバッジ(53 課目)、ベンチャー部では技能章(68 課目)とそれぞれ名称が異なりますが、各人の興味や特技に従って選択し、技能を修得する課目が用意されています。
野外活動
ボーイスカウト教育での野外活動は、単なる戸外ではなくもっと広い、もっと大きな自然から学ぶことを意図しています。つまり、大自然を教場としているのです。大自然の中に身をおき、身体を鍛え、技能を磨き、知識と強い意志を身につけますが、中でも大自然の神秘に触れ、人のおよばぬ強大な力を感じるとき、創造主としての神を信じ、仏の加護に感謝する気持ちが生まれ、自然と信仰が芽生え育っていきます。 このような日常のスカウト活動を通じ育っていく信仰心が年齢を重ねていくに従い、より明確な形となり、神(仏)への努めを果たす社会人になっていくのです。